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マット・デイモンって素敵!

昨年劇場で大ヒットしたSF映画「オデッセイ」。

先日やっとレンタルで観ることができました。

アクシデントでたった一人火星に取り残されてしまった宇宙飛行士が、絶体絶命の状況下にもめげずに科学の力で生き残り、また彼の生存を知ったNASAの仲間達も科学の力で彼を地球に連れ戻そうと奮闘する物語。

SF映画って、個人的にはなかなか感情移入しにくいんですが、「エイリアン」や「ブレードランナー」といった傑作を世に送り出したリドリー・スコット監督作品であること、そして主演が大好きなマット・デイモンということもあり、科学って凄いっ!チームワークって凄い!と大いに楽しめました。 

 

とりわけ、主演の米俳優マット・デイモンには特別な思い入れがあります。

オデッセイに感激し、立て続けに引っ張り出して観たマット主演の超お薦め2本をご紹介します。 

 

1本目は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(1997年公開)。

この作品は無名時代(学生時代)に彼が描いた物語がベースで、当時からの親友べン・アフレック(最新作ではバットマンを演じました)との共同脚本で映画化され、アカデミー賞助演男優賞、脚本賞始め数多くの映画賞を授賞し賞賛を浴びました。

才能の塊ですね〜。天才的な頭脳を持ちながら幼い頃に負ったトラウマから逃れられない一人の青年を演じたマットの初々しさと抑揚を抑えた演技が心に残ります。

今は亡き名優ロビン・ウィリアムズの素晴らしい演技にも涙。 

 

もう一本は「インヴィクタス/負けざる者たち」(2009年公開)。

不屈の闘志で南アフリカ共和国のアパルトヘイトをうち破り統一に導いたネルソン・マンデラ大統領(当時)を描いたこの映画。

未来のために白人と黒人の人種間憎悪を乗り越え、国民全員を共通にゴールに導くための重要なキーパーソンとして、マットは同国ナショナルラグビーチームのキャプテンを熱く演じます。

ゴールをしっかり見据え、仲間を導き、困難を乗り越え、結果を出す・・・人間臭さをプンプン発散させるマットもかっこいいです。 

 

今月はマットデイモンスイッチが入ってしまいました。

どこから開いても美味しくいただける映画の世界。

ご自宅で、映画館で、そしてよみうりシネマ倶楽部でお楽しみください。